『山と食欲と私』って実際どうなの?に、まず答えます
「ドラマや試し読みで気になったけど、原作漫画も面白い?」 「登山なんてしたことないけど、自分でも楽しめるかな?」
この記事を開いたあなたは、そんな気持ちではないでしょうか。
先に結論をお伝えします。本作は、「一人の時間」の豊かさを描いた、最高の癒し漫画です。 主人公が、一人で山に登ります。そして、絶景の中で山ごはんを食べます。ただ、それだけです。しかし、その幸せそうな姿に、心が和みます。しかも、登山の経験は一切不要です。誰でも、気軽に楽しめます。この記事では、1500冊以上を読んできた経験から本作を解説します。魅力だけでなく、正直に「向かない人」もお伝えします。
※この記事では、物語の核心的な展開には触れません。安心してお読みください。
なお、記事内の表紙画像は、アマゾンの紹介リンク(商品ページへのリンク機能)のみを使用しています。
どんな作品か
本作は、信濃川日出雄先生による登山グルメ漫画です。新潮社の「くらげバンチ」で連載されています。連載開始は、2015年です。単行本は既刊21巻に達しました(2026年時点・連載中。最新刊は公式でご確認ください)。長く愛される、人気シリーズです。ドラマ化もされ、話題を呼びました。
物語の主人公は、日々野鮎美(ひびの あゆみ)です。彼女は、27歳の会社員です。趣味は、単独での登山です。つまり、ソロ登山を愛しています。誰かと群れるのではありません。一人で、静かに山を楽しみます。
物語の基本は、シンプルです。鮎美が、山に登ります。そして、山頂で食事をします。この「山ごはん」が、本作の華です。手軽なものから、凝ったものまで様々です。絶景の中で食べる料理。それが、最高に美味しそうなのです。
もちろん、日常も描かれます。会社での人間関係。ふとした悩み。そして、登山を通じた出会い。本作が描くのは、**「一人を楽しむことの豊かさ」**だと私は読んでいます。孤独ではありません。自分と向き合う、贅沢な時間です。その心地よさが、全編にあふれています(※これは私の解釈であり、公式の見解ではありません)。
ここが心に刺さる理由
グルメ漫画や、日常系の作品を数多く読んできた立場から、本作ならではの魅力を3つ挙げます。
理由1:「山ごはん」の圧倒的な美味しさ
本作の主役は、なんといっても山ごはんです。その描写が、実に見事です。湯気の立つ料理。豪快にほおばる鮎美。それを見ると、無性にお腹が空きます。しかも、レシピが具体的です。だから、真似して作りたくなります。実際、公式のレシピ本も出ています。読者が、自分でも作れるのです。「飯テロ漫画」として、屈指の完成度です。深夜に読むのは、少し危険かもしれません。
理由2:「ソロ活」を肯定してくれる心地よさ
近年、「ソロ活」という言葉が広まりました。一人で、活動を楽しむことです。本作は、その先駆けとも言えます。鮎美は、堂々と一人を楽しみます。誰かに合わせる必要はありません。自分のペースで、山を満喫します。この姿が、実に清々しいのです。「一人が好き」な人には、深く刺さります。同時に、そうでない人にも新鮮です。一人の時間の価値を、教えてくれます。
理由3:「登山の疑似体験」ができる情報量
本作は、癒しだけではありません。情報も、非常に豊富です。実在の山が、数多く登場します。登山道具の解説も、詳しいのです。だから、読むだけで登山を疑似体験できます。「いつか登ってみたい」と思わせます。実際、本作をきっかけに登山を始めた人も多いです。エンタメでありながら、実用的です。アウトドアに興味がある人には、たまりません。
おすすめできる人/できない人
おすすめできる人
- ドラマで作品を知り、原作の細部まで味わいたい人
- 美味しそうな料理が出る、グルメ漫画が好きな人
- 「一人の時間」や、ソロ活が好きな人
- 登山やアウトドアに、興味がある人(未経験でもOK)
- 癒される、ほっこりする日常系を求める人
できない人
- 派手なストーリー展開や、強い起伏を求める人
- 恋愛やバトルなど、明確なドラマを主に求める人
- 食べ物の描写に、あまり興味がない人
- 淡々とした日常系が、少し苦手な人
正直に言えば、本作は劇的な物語ではありません。日常を、淡々と描きます。だから、刺激を求める人には物足りないかもしれません。しかし、その穏やかさこそが魅力です。疲れた心を癒したい人には、最高の一作です。
読んだあとにできること・次に読むとよい作品
『山と食欲と私』を読み終えたら、ぜひ実際に山ごはんを作ってみてください。公式のレシピ本も出ています。作品の世界を、味わいで体験できます。二度おいしい楽しみ方です。また、近所の低い山に登るのもおすすめです。鮎美の気持ちが、より分かるはずです。まずは、気軽な一歩からどうぞ。
さらに、本作が気に入った方には、次の方向で作品を広げるのがおすすめです。当サイトでは関連作品のレビューも公開しています。
- 美味しそうなグルメ漫画・日常系をもっと読みたい方はこちら →パパと親父のウチご飯|シングルファザー✕グルメ漫画!パパと親父の子育て奮闘記、銀の匙の感想|荒川弘が描く食と青春の名作を完結後にレビュー
まとめ:一人の時間が愛おしくなる、幸せな登山グルメ漫画
『山と食欲と私』は、ソロ登山を愛する会社員・日々野鮎美が、山頂で味わう山ごはんを描いた癒しの物語です。絶景の中で食べる料理は、最高に美味しそうです。同時に、一人の時間を楽しむ豊かさも教えてくれます。登山未経験でも、まったく問題ありません。誰もが、気軽に癒される作品です。ドラマで気になった方は、ぜひ原作でこの幸せな世界に触れてみてください。まずは1巻から、鮎美の山ごはんを覗いてみてはいかがでしょうか。
この作品を読む方法
『山と食欲と私』が気になった方は、まず1巻から試してみてはいかがでしょうか。
・アマゾンで見る:https://www.amazon.co.jp/dp/B01DP2X6UU ・楽天で見る:https://books.rakuten.co.jp/rb/13854908/
(※電子書籍の読み放題サービス「キンドル・アンリミテッド」の対象になることもあります。対象かどうかは、アマゾンの商品ページでご確認ください。)

コメント